さっぴーこんにちは!アメリカ・テキサス州在住のさっぴーです。
サンクスギビングに、暖かいところに行きたい!
ということで、フロリダ州は、マイアミとキーウエストに行ってきました。
この記事では、旅行の後半5〜7日目、キーウエスト編をまとめていきます。
前半はこちらです。
→アメリカ子連れ旅行記〜マイアミ・キーウエスト6泊7日〜【前半】


- 家族5人(夫婦+小学生2人+乳児)
- 2025年11月後半、6泊7日
- テキサス発着
- 主な目的はビーチ遊びと国立公園
1日目
朝のフライトでマイアミ空港へ
マイアミビーチで遊ぶ
(マイアミビーチ泊)
2日目
マイアミビーチで遊ぶ
(マイアミビーチ泊)
3日目
レンタカーピックアップ
リトルハバナ
ビスケーン国立公園
(フロリダシティ泊)
4日目
コーラル城
エバーグレーズ国立公園
(フロリダシティ泊)
5日目
キーウエストへドライブ
途中でいろいろ寄り道
(キーウエスト泊)
6日目
キーウエスト観光
ビーチで遊ぶ
(キーウエスト泊)
7日目
キーウエスト観光
レンタカー返却
午後のフライトで帰宅
5日目:フロリダキーズをドライブ
フロリダシティのホテルをチェックアウトし、キーウエストへ向けて南下します。


マイアミ→キーウエストは混んでいることも多いので、繁忙期はGoogleマップ+1時間見ておいた方がいいそうです。
我が家はサンクスギビング明けの日曜日の朝に出発し、渋滞はほとんど無し。
途中でのんびり寄り道をして、5時間半かけてキーウエストに着きました。
道中でまず最初に寄ったのは、キーラーゴのペルー料理屋さん。


事前に調べて楽しみにしていたお店です。
フードトラックですが、口コミ評価がかなり良いのでワクワク。



朝ピックアップだけして、お昼にビーチ沿いの公園で食べました。
向かう車内でDoordashアプリでオンラインオーダー(Googleマップから飛べました)
人気メニューの中から、サンドイッチ(左上)とチャーハン(真ん中の右)を注文。




このシーフードチャーハンが絶品!
お値段は20.5ドルで決して安くはないんですが、見た目以上にシーフードがもりもり!



次来たらこれを2つ頼もうと夫と話しました。
キューバコーヒーのカフェ・コン・レチェも注文。


マイアミでも飲みましたが、やはり美味。
普段は夫婦で1杯をシェアするところですが、旅行中は贅沢に1人1杯ずつ!(贅沢のハードル低め)
お値段は3.5ドル✕2。



すっかりアメリカの金銭感覚なので、カフェラテ3.5ドルは安く感じます。
このフードトラックは、海沿いのキャンプ場 兼 ボート乗り場「KINGS KAMP」にあります。
雰囲気が最高。




散歩したり海で遊んだり、30分ほど滞在しました。
水が透明で、とてもきれい!
この後行ったキーウェストのビーチよりきれいでした。
足だけちゃぷちゃぷ入って遊びました。








水色の管理棟の横に、清潔なお手洗いがありました。
暗証番号が必要ですが、フードトラックのおじちゃんが教えてくれました。
フロリダキーズのドライブは、こんな景色。


「電柱は海の中なんだね」
「さすがに丈夫そうだね」
「いやこれでハリケーンに耐えれるか?」
などと車内であーだこーだ雑談しながら、次の目的地へ。
イスラモラダという町にある ”Robbie’s of Islamorada”という施設に到着です。


ここでは、ターポンのえさやり体験ができます。



ターポンとは、でかい魚です。


料金は、
入場:2.5ドル/人
バケツのエサ:5ドル/杯
子ども2人にそれぞれバケツを頼んで、合計20ドルを払いました。
バケツには小さい魚が6匹。


これをこうやります。


娘がエサ節約のため、魚を引き裂いて「パパ、これあげていいよ」とシェアしてくれたそうです。



たくましく育ってくれた娘。丸ごとあげるより長く楽しめて賢いね。
ペリカンがエサを狙ってくるので要注意。





息子はペリカンにバケツを襲われて半べそになってました。
入ってすぐに末っ子が腹をすかしてグズってしまい、私は授乳のため退散。
こうなると分かっていたら、2.5ドル払わなかったのに…(貧乏性)



出口側から少し遠いですが餌付けの様子を眺めることもできました。


このお店に入ってすぐ、ギョッとしたことがあります。
それは…1ドル札がびっしり!


こわっ!と一瞬思ってしまいましたが、これは、商売繁盛を願った昔からの習わしだそうで。



魔除け的な怪しい何かかと思った・・・
ターポンのえさやり体験以外にも、レストランやギフトショップがあります。


海を見ながらのんびりドリンクを飲んでるお客さんもたくさんいました。
私達がベンチで一休みしていたら、おじさんが「ヘイ!見てごらん!マナティだぜ!こっちから見ていいよ!」と桟橋へ案内してくれました。



お店の人かと思ったら、ただの常連さんでした。


写真では見えにくいですが、親子のマナティが泳いでいました。
おじさんは「俺はほぼ毎日ここに来てるけど、ベイビーマナティは初めて見た!」と興奮して、動画を撮っていました。
うちの子たちにもマナティとの遭遇はインパクトがあったようで、旅から帰ってきた後も「マナティ見れたのはびっくりしたなぁ」と言っています。



本物に会うってのは体験として大きいね。
この海からボートツアーも出ています。


ボートツアー30分くらいなら行こうかしらと思い、店員さんに聞いてみると
所要時間は2時間とのこと。


料金1人50ドル。
それで2時間のボートツアーってコスパいいよね!?
(旅先でもコスパを考えてしまう病)
このお店にはかわいい看板ネコもいました。


かわいいなぁと思っていたら、ギフトショップへ連れて行かれました。



商売上手
さて、ショップを後にして、気持ちのいいドライブが続きます。


お昼用にピックアップしておいたペルー料理を食べるため、Googleマップでテキトーに探した公園へ。


もともとの予定では、バイーヤホンダビーチという州立公園に寄ってがっつり海水浴を楽しむ予定だったんですが、時間が足りず断念。
バイーヤホンダビーチは、海の透明度が高く、白い砂浜で、フロリダキーズで一番キレイとも言われるビーチ。行きたかったー!!!(バイーヤホンダは、スペイン語で「深い湾」という意味だそう。日本の苗字ホンダとは関係なし)
テキトーに寄ったこの公園もなかなかよかったです。


ピクニックテーブルがポツンとひとつだけあり、そこでチャーハンとサンドイッチを食べました。



11月でも日差しで暑かった!(日陰は涼しいです)
海岸には海藻がありましたが、水は透明できれい!
子どもたちは貝殻探しに夢中でした。


タイミングが合えば、ここからサンセットが綺麗に見えるみたいです。
腹ごしらえをすませ、有名なセブンマイルブリッジを渡ります。


途中、右手に見えるフレッド・ザ・ツリー。


古い橋の間に根ざした松の木だそうです。



車を停めることはできないので、車窓から探してみてください。


↑この写真の真ん中付近、遠くにアドバルーン?飛行船?が見えるの分かりますか?
ゴールドフィッシュみたいな形で、なんだあれ!?と騒いでずっと見ていたら、いつの間にかセブンマイルブリッジを渡り終えてました。
さぁ、アメリカ本土最南端の街、キーウエストに入りました!


宿へ移動用のボート(水上タクシー)に乗り換えるため、ボート乗り場へ向かいます。


キーウエストでの宿は、Airbnbで見つけた民泊のボートハウスに初挑戦しました。
海に浮かぶ、ボートの家。
ホテルがどこも高すぎた&面白そうだったので手を出してみました。



ボートハウスの感想は、またいずれ
書き足す…かも!


船着き場で水上タクシーのキャプテンと合流。
ボートハウスでの2泊に必要な分の荷物を積みこみます。


この水上タクシー代はエアビー代に含まれているのですが、1回っぽきり。
一度わたると、その日は陸に戻れません。
食料などは前夜に買っておきました。
ボートハウスへは、10分ほど。






この移動自体が、楽しい体験!
こちらが今夜の宿です。


小さく見えますが、中は意外と広さがあって、リビング、キッチン、2ベッドルーム、シャワー、トイレ付き。


キッチンは、広さ十分。
コンロと電子レンジはありません。



火事防止&電力に限りがあるため仕方なし。


縁側(?)が付いていて、海風にあたりながらの眺めが最高。


この周りでシュノーケルやダイビングもできます。
(この日は強風の後で水が濁っていて微妙でした)
運が良ければイルカが来てくれることもあるそうです。
食料は、火やレンジがなくても食べられるものを用意。





ケトルを家から持参したので、カップ麺やパックご飯の温めはできました。
屋上に上がって、夕日を見ることができました。


夜景や星空もばっちり。


縁側で、娘とふたり、夜風にあたって波の音を聞きながら星を眺めた時間。
忘れられない思い出になりました。



男衆は即寝


無加工でこんなに綺麗に撮れました!
街の光があるので山奥ほどたくさんの星は見えませんが、それでも海の真ん中で見る星空は格別でした。
星の見え方がリアルタイムでわかるサイトを見つけて、それと実際の空を照らし合わせて母娘でやいのやいの言いながら星座を探しました。
ちょうど木星が接近していて、肉眼ではっきりと見えて感動!


6日目:キーウエスト観光・ビーチ遊び
翌朝。
末っ子に授乳を終えてリビングへ。


6:20頃の朝焼け。
20分ほどひとりで外をボーッと眺めながらコーヒーを飲みました。
7時ちょうどくらいになると、いよいよ太陽が見え始め。


7:10頃。


完全に朝です。
このへんで子どもたちも起きてきて、ゆっくり準備をします。
9時、迎えにきた水上タクシーで陸へ。


上の写真、中央付近にイグアナが写っています。
オレンジ色で、木の上に大量にいました。
フロリダ名物?だとキャプテンが言っていました。
船着き場からレンタカーでダウンタウンへ。
朝ごはんを食べに行きます。


キーウエストのダウンタウンは、こじんまりとしてかわいらしい町並み。
向かうのは、Blue Heavenというレストラン。


ママ友からのリアル口コミで教えてもらい、ネットでの口コミもすごく良かったので行ってみることにしました。


我が家にとっては高級店なのですが、ここだけは奮発しようと覚悟を決めて来店!



ランチだと並ぶらしいので、朝ごはんにしました。
テキトーにぐるぐるして路駐スペースを見つけて停めました。
平日の朝9時半、まったく並ばずに入れました。



10時半頃、出る時にはすでに数組が待っていたので早めに来て正解!
店内の雰囲気はこんな感じ。


朝食メニュー


我が家が頼んだメニューは、
・BLT ベネディクト(ベーコン、ロブスター、トマト)時価
・キーウエストシュリンプ ベネディクト 19ドル
子どもたち用に
・チーズオムレツ 14ドル
・サンドイッチ 13ドル




ロブスター入り「BLTベネディクト」のお値段は、メニュー表に”Market Price”(時価)の文字…
「絶対高いよな…でも評判のロブスター食べてみたい…よし、20ドル台だったら頼もう…!」
そう決意して店員さんに値段を尋ねると
「31ドル」との答え。



予想より微妙に高い!
でもここまで来たらもういってやろうじゃないの!
ということで、頼みました。
1皿31ドルの朝ごはん。
ベネディクトは1皿に2つのっているので、夫婦でロブスターとえびのベネディクトを1個ずつ交換しました。
結論、私は19ドルのえびのベネディクトの方がおいしかったという。


当たり前のように、店内をにわとりが駆け回っています。


デザートで、キーライムパイを注文。
メニュー表には見つけられませんでしたが、店員さんに尋ねたら出してくれました。


子どもたちが好みか分からなかったので、とりあえず1つだけ頼みました。
お値段13ドル。まぁまぁでかい。
案の定、子どもたちは口に合わず。
私と夫で半分こでちょうど良かったです。










お会計タイム。


朝食で、117ドル。
恐ろしい金額です。
円換算はもっと恐ろしいのでやめておきましょう。
Gratuity(サービス料)として予め18%が上乗せされています。
この場合のチップはどうすればいいんだ??
18%払ってるとはいえ、ゼロはマズイよね…?
と少し悩み、夫と相談して10%払いました。(計130ドルほどに)
が!
後から判明しましたが、この場合はアメリカ人でも別途チップは払わなくてOKと考える人も多いようです。



インスタのDMで複数名からそういう声をもらいました
Gratuityの金額に◯を付けたり線を引いたりして「すでに払ってるよ」とアピールするアイデアをもらったので、次があればそうしようと思います。
また、レシートを見てもらうと分かりますが、クレジットカード払いの場合は現金より4%高くなります。
うちはAmexゴールドで外食4%ポイントが付くのでカードで払いましたが、そうでなければ現金の方が割安です。



そもそも現金20ドルくらいしか持ってなかったから足りなかったんだけどね
お店を出て、車で数分走って、アメリカ本土最南端のサザンモストポイントへ。
さきほどのレストランから歩いて行ける距離なんですが、この日は暑く、別方向に車を停めてしまっていたため帰りの徒歩がしんどいなと思い、車でチャッと移動しました。


サザンモストポイントの目の前に路上駐車できました。
駐車料金は30分で3ドルくらい。
Googleマップでは臨時休業中となっていましたが、元々ビジターセンターなどはないただのモニュメントで、普通に入れました。




正面から写真を撮りたい場合は、繁忙期は結構並ぶらしいので朝イチで行くのがいいかもしれません。
斜めからでよければ、人が入れ替わるタイミングで少し離れたところから勝手に撮れる感じでした。
横には小さなビーチがあり、泳ぐことができます。


車で走ればもっと大きなビーチがあるので我が家はここはスルーしましたが、マイアミから日帰りで時間がない場合はここで軽く遊ぶのもいいと思いました。
前の通りには、少し小さいバージョンのモニュメントもありました。


混んでて本家で撮れなかった方は、こっちなら撮れるかも?
定番スポットに行けて満足したところで、お待ちかねのビーチへ。


州立公園なので入場料がかかります。
ゲートで7.5ドル払いました。
内訳…
・車1台+大人1人:6ドル
・2人目から:+0.5ドル/人




駐車場からビーチまで歩いてすぐ。
広々として、すぐ近くに木陰もあり、とても過ごしやすいビーチでした。
西の端にあり、サンセットも綺麗なようです。
ハンモックも気持ちよさそう!


砂は白く、海藻もなくキレイ!


子どもたちはすぐに駆けていき、砂遊びしたり海に入ったり。
私の夫は交代で上の子たちと砂遊びしたり、末っ子を連れて木陰を散歩したり。
午後4時過ぎまで、4時間以上たっぷり滞在しました!



それでもあっという間でした
お昼ご飯は、ピックアップしておいたサブウェイのサンドイッチ。


水上タクシーが17時の約束なので、それに合わせてビーチを出ました。
ポートハウスで食べれるようにダンキンドーナツでサンドイッチとドーナツを購入。


AMEXゴールドの特典で毎月7ドルを積み立てており、旅行の時に使っています。
夕日を見ながら、ボートハウスへ。


この日の夜は、家族5人で星を眺めてから就寝。
7日目:キーウエスト観光
とうとう最終日。
ボードハウスをチェックアウトし、朝ごはんへ。


水上タクシーのキャプテンがとても親切な方で、彼がよく使うおすすめのレストランで一緒に朝ごはんを食べることに。
キーウエストで唯一ボート乗り場が併設のレストランだそうです。


他のお店に比べるとお値段リーズナブル。


私は、キャプテンのおすすめで、ベーグルのアメリカーノを注文。10ドルでボリュームがあってコスパ抜群!私はアボカドもトッピングしました。


子どもたちは、パンケーキとオムレツ。
娘のパンケーキは、フルーツももりもりで非常に映えます。





子どもたちが大人と同じくらい食べるようになって、いよいよ食費が倍です😭
この日は午後のフライトで帰ります。
午前中は最後の観光で、ヘミングウェイの家を見に行きました。


入場料で、大人19ドルと子ども7ドルをお支払い。
こじんまりとしてるのかと勝手に思ってたんですが、めちゃくちゃ大きいおうちでびっくりしました。(世界の文豪なんだから当たり前か?)
家とアトリエと、広い庭を見て回れます。
平日ですが、観光客でにぎわっていました。


はるか昔に『老人と海』をサラッと読んだっきりの私ですが、「あの文豪がここで執筆してたのか…」と、いっちょ前に想いにふけりました。














ここには猫がたくさん。一説によると60匹暮らしてるとか。



猫好きの娘は、ここを訪れるのを楽しみにしていました。
遺伝で6本指の子がほとんどだそうです。
ベッドやチェアで寝てる子や、お庭でお散歩中の子など、猫がのびのび暮らしている様子を見られました。






子どもたちが猫と戯れたり、大人はベンチでボーッとしたりして、ちょうど1時間ほど滞在。
入場料は猫たちのケアにも使われてるそうです。
最後に、ダウンタウンのアイスクリーム屋さんへ。


キューバコーヒー味(写真右)がすごくおいしかった!


他にもいろいろな味があり、息子はマンゴー、娘はチョコチップを選択。




外のテラスで食べていると、道路で馬に乗ったポリスに遭遇!
写真を撮っても大丈夫か尋ねると、いかつい顔でYESの返事。




キーウエストはそこらこちらにニワトリがいます。
普通に横断歩道も渡ってました。


フライトは午後2時半。
12時半頃にダウンタウンを出て、レンタカーにガソリンを入れ、空港へ。
キーウエストはダウンタウンから空港まで10分くらいと近いので、午前中目一杯観光できてありがたかったです。
最後のドライブも海沿いで爽快!


レンタカー返却の間際まで南国感を味あわせてもらいました。
キーウエスト空港はコンパクトなので、空港内の移動がめちゃくちゃラクでした。


マイアミ〜キーウエストの6泊7日の旅行記、これにて完結!
旅先は人によって好みはあるけど、我が家にはキーウエストはのんびりできて海もキレイで、とーっても良かった!
海遊びや釣りなど目当てで、来年もまた行きたいなと思っています。
この旅行記がみなさんの旅の参考になるとうれしいです。



最後までお読み頂きありがとうございました!
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