
アメリカ駐在中、スマホってどうすればいいの…?



何が必要なのか、一緒に整理していきましょう!
謎が多い、異国でのスマホ事情。
ネットで調べてみても、わけが分からず混乱しませんか?
私もそうでした。
渡米前後、夜な夜なググって調べては、頭がパンクしていました。
渡米から数ヶ月経ちようやく全体の整理ができてきたので、この記事にまとめてみます。



このまとめを読めば、アメリカでのスマホや格安SIM事情について、親や友達にドヤ顔で語れるくらいには詳しくなれます!


- 30代 2児の母(7才・5才)
- 2022年夏~アメリカ駐在へ帯同中
- 節約は趣味を通り越して身体の一部
- 国内格安SIM歴8年・利用経験6社
- 現在はiPhone1台で日米の格安SIMを運用中
(楽天モバイル × TelloMobile) - 加齢に伴い、安さよりコスパ重視
(少しお金をかけてでも心のゆとり大事)
駐妻がアメリカでスマホを使うには
考えるポイント3つ
駐在前に考えるべきスマホのポイントは次の3つです。
- 機種をどうするか?
- 日本のSIMをどうするか?
→日本の電話番号を維持するなら必要 - アメリカのSIMをどうするか?
→アメリカの電話番号を取得するなら必要
私がスマホに求めていた条件は次の通りです。
- 日本の番号は絶対に維持したい
- アメリカの番号も欲しい
- できるだけ料金は節約したい
- でも通話料の心配はしたくない
(※アメリカは着信にも通話料がかかるという驚きの事実!) - データ通信もそこそこ使いたい(GoogleMapをカーナビとして使ったり、外でもYouTubeを見ることがある)
- 2台持ちはめんどくさいからイヤだ
- めんどくさい手続きもイヤだ



同じような考えの方には、私が実際に使っている組み合わせがしっくり来るかと思います!
私が実際に使っているスマホ機種とSIM会社はこちら
私は次の組み合わせで使っています。
- 機種… iPhone SE2
- 日本のSIM… 楽天モバイル
- アメリカのSIM… Tello(アメリカの格安SIM)
ここからは、これらを選んだポイントや実際にかかっている月々の料金についてご説明します。
機種選びのポイント
機種選びのポイントを挙げておきます。
最低条件は、SIMフリーかつアメリカ対応スマホであること
必ずSIMフリーで、アメリカのバンド・周波数に対応したスマホ機種を選んでください。
デュアルSIM・シングルSIMいずれにしても、アメリカの周波数に対応していないとそもそもアメリカで使用ができません。



豆知識ですが、実はアメリカ非対応の機種でもWi-Fiでは使えます!
一番便利なのはデュアルSIMスマホ
私が実際に使っていてとても便利で気に入っているのが、デュアルSIM対応スマホです。
この方法であれば、日本とアメリカの2つの電話番号を1台のスマホで使えます。



私の機種は2020年発売のiPhone SEです。
こちらの記事で、デュアルSIMスマホにはどんな機種があるのか詳しくまとめています。
→スマホ機種はデュアルSIM対応がオススメ!【海外スマホ編②】


組み合わせの選択肢一覧
- デュアルSIMスマホ 1台持ち ←★オススメ!(SIM2枚挿しっぱなし)
- シングルSIMスマホ 2台持ち(日本SIMとアメリカSIM)
- シングルSIMスマホ 1台持ち(SIMは2枚を挿し替えて使う)
- シングルSIMスマホ 1台持ち(日本SIMのみ)
周りの駐妻さんは②の2台持ちが最も多いです。
その方たちはかなり不便そうでよく愚痴を聞きます。
結局普段持ち歩くのはアメリカSIMのスマホのみになっていて、日本SIMは放置しがち。
④の日本SIMのみという方は私の周りにはおらず、やはり皆さん念のためアメリカの電話番号は取得されるようです。
オススメの機種は?
デュアルSIMでオススメは、ずばりここ1,2年発売のiPhoneです!
Androidの場合もアメリカ対応品であれば使えますが、
ややこしいので私は渡米直前に全世界対応のiPhoneに機種変更しました。
お気に入りだったAndroid機種もサブ機として持ってきて自宅やホテルのWi-Fi環境で使っています。
機種選びについては、こちらの記事で詳しく書いています。(上で紹介したのと同じ記事です)
→スマホ機種はデュアルSIM対応がオススメ!【海外スマホ編②】


日本のSIMは「楽天モバイル」で月1,000円で買う安心
私が実際に使っているのは、楽天モバイルです。
初期費用は0円、月々の料金は1,078円(税込)。
この料金だけでなんと海外でも国際通話とデータ通信が無料で使えるんです!
渡米直後、現地SIM無しでもすぐにネットが使えました。
一時帰国の時にも手続き不要で、そのまま日本でも使えます。
楽天モバイルについて詳細はこちら
使ってみた詳しい感想は、こちらの記事に書いています。
→楽天モバイル体験談!選んだ理由・実際に使って感じたメリットデメリット・注意点【海外スマホ編①】


より費用を抑えたいなら、日本通信SIM
さらにコストをおさえたい!という方には、「日本通信SIM」がオススメです。
月290円で、日本の電話番号を維持できます。
我が家では夫が契約しています。普段は会社支給のアメリカ用スマホを使っていて、日本のスマホは家に置きっぱなしです。



月の支払いは本当に290円のみです!
データ通信は日本国内であれば1GB使えます(アメリカでは使えません)
国際通話は有料で、通話料が高いので使わない前提です。
SMSは、受信は無料・送信は有料です。
完全に番号維持が目的と割り切る方にはいいかと思います。
対抗馬として「povo」も格安です。半年に1度のトッピング購入が必要というデメリットがありますが、気にならない方はpovoも候補になると思います。私は優柔不断なのでどのトッピングにするか迷って時間がかかってしまうのが目に見える&うっかり者なのでそもそも購入を忘れてしまう恐れもあり、povoは見送りました。
アメリカの格安SIMは「Tello」がコスパと使い勝手で最強
つづいて、アメリカ現地SIMについてです。
英語で手続きにチャレンジできる方は、個人的には格安SIM「Tello Mobile」一択です!
他の格安SIM(Mint Mobile)も3ヶ月使いましたが、駐妻にはデメリットがありオススメしません。
コスパと使い勝手の面でTelloが強すぎたので早々とMNPしました。
→Tello公式サイト
結果、かなり費用をおさえることができて満足です!



これから申し込む方は、私の紹介リンクからの申込みで10ドルのキャッシュバックをGETできるのでお忘れなく!
Telloについて詳しくはこちらの記事で解説しています。
→【月6ドル~】アメリカ格安SIM「Tello」で節約した体験談・お得に使う方法・メリットデメリット解説


上の記事でも書いていますが、
Telloの特徴は、とにかくコスパがよすぎること。
実際に私が払っている料金は11ドル/月 です。(2GB、無料通話100分、SMS無料)





自分で無料通話量とデータ通信量を選んで好きなプランを作れます。
そして毎月とても簡単にプラン変更できる柔軟性も魅力です。
余った通話とデータ量は翌月以降に繰り越せるので、繰り越しで積み上げた量で十分足りる場合は一旦安いプランに変更して節約ができます。(データと無料通話付きの最安プランはなんと6ドル!)


上にも書いた通り、これから申し込む方はこちらの紹介リンクから申し込むと10ドルのキャッシュバックがもらえるのでお得です。



キャッシュバックは、月々の支払いに使うことができます♪
タイミングが合えばさらにお得な入会キャンペーンをやっていることもあります。
通常料金も十分に安いのでいつ申込んでもかなりの節約になります。



私は通常料金で入会しましたが、それでも大満足しています!
Telloはe-SIMにも対応しています。
私は日本の楽天モバイルをe-SIMにしたので、Telloは物理SIMカードを2ドルで購入しました。
(私は使っていませんが、iPhone13ではe-SIMを複数使えるようです)
逆に日本のSIMが物理SIMカードの方は、デュアルSIMスマホでTelloをe-SIMで申し込めばすぐに使えるようになります。
\ 格安SIMで節約してさらに10ドルGET/
日本語サポート対応のアメリカSIMなら「アメスマ」がよし
申込からサポートまで日本語が安心だという方は「アメスマ」という日系の通信会社が良さそうです。
こちらの記事で詳細書いています。
→アメスマSIMは英語が苦手な人でも安心!メリットや比較まとめ【海外スマホ編③】


私の実際のスマホ月額料金は、全部で月2,600円
私が直近1ヶ月間で実際に払ったスマホ代がこちらです。
楽天モバイル→1,078円(税込)
Tello→ 約11.11ドル(税込)
計 2,588円 ※1ドル=136円換算
約2,600円/月 で、日米のSIMをゆとりもって維持できる ということが分かりました。
通話料は、アメリカ国内はTelloで100分まで無料(だいぶ余ってます)
日本宛ての国際電話も無料
データは、2GB(楽天)+2GB(Tello)=合計4GB。



アメリカは通信料金が高いイメージでしたが、思ったより安くてホッとしました!
楽天モバイルではなく日本通信SIMにすればさらに節約できて、約2,000円/月 も実現可能です!
アメリカSIMがアメスマの場合はデータ2GB+通話200分プランは月額25ドルです。
TelloMobileより月14ドルほど割高になりますが、日本語の安心感を買っていると割り切れば許容範囲かと思います。
日本でしておくこと
渡米前から手続き関連で役所や学校などに電話する機会が増えますが、その際の通話料も楽天モバイルなら無料になります!
そのためには、①~④は、出国2,3ヶ月前に済ませておくことをオススメします。
MNPの解約月は旧SIMの料金に日割りはなく100%請求されるので、できるだけ④が月末にできるように手続きをするのがオススメです。MNP有効期限が2週間なので、逆算すると①を解約月の10~15日頃にすれば大丈夫かと思います。



①のMNP予約番号の取得が終わった方は、
下のボタンから楽天モバイルのMNP申込みができます!
\国内・国際通話料とも無料で安心!/
とりあえず楽天モバイルの契約があればアメリカでもネットが使えるので、⑤⑥のアメリカ現地SIMは後からでも大丈夫です。
注意点
・スマホ本体はアメリカの周波数に対応の物であることを確認してください。
・楽天モバイルはなるべくe-SIMで契約しておくのがオススメです。
(アメリカでもTelloなどe-SIM対応会社は増えていますがまだまだ開通時などに不具合もあるようなので、英語でのトラブル対応のストレスを考えると、なるべくアメリカSIMはSIMカードの方が安心かなと思っています)
さいごに
ここまで、渡米前に知っておいた方が良いスマホの知識をざっくりまとめてきました。
スマホは、日本ではもちろん海外生活でも欠かせないツールです。
皆さんが少しでも不便なくアメリカで暮らすために、私の情報がお役に立てると嬉しいです。



スマホやアメリカ生活について何か質問やご意見があれば、お問い合わせページからお気軽にどうぞ♪
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