
海外駐在や留学中のスマホの契約はどうすりゃいいの?



私はアメリカで、楽天モバイルと現地SIMの2枚のSIMを、1台のスマホに入れて実際に使っています!
この記事では
・私が渡米前に楽天モバイルにMNPした理由
・実際に使ってみたメリットデメリット
・私の後悔ポイント
・手続きの流れ(日本でやっておくといいこと)
・楽天モバイルの注意点
・最新のキャンペーンや新サービス情報
について書いています。
口コミでは賛否両論ある楽天モバイル。
(しかも大多数が否のような…)
しかし!海外ユーザーにとってはとてもとても便利でありがたい存在なのです!
結論から書くと、
私はアメリカ駐在の日本SIMとして実際に楽天モバイルを選んで満足しています。
料金は月額1,078円(税込)かかりますが、海外での使い勝手がダントツです。
安心を買うには十分お手頃な金額だと思います。
(個人の感想です)



皆さんの求めるものや使い方によって、ベストな選択は変わってくると思うので、私の話は1つの体験談として参考にしてください。
本記事は、2022年12月の最新情報を元に更新した内容になっています。
\MNP申込を決めている方はこちらからどうぞ/


- 30代 2児の母(7才・5才)
- 2022年夏~アメリカ駐在へ帯同中
- 節約は趣味を通り越して身体の一部
- 格安SIM歴8年・利用経験6社
(DTI・mineo・IIJmio・LINEモバイル・OCNモバイル・楽天モバイル) - 現在はiPhone1台で日米の格安SIMをデュアルSIMで運用中
(楽天モバイル × TelloMobile) - 加齢に伴い、安さよりコスパ重視
(少しお金をかけてでも心のゆとり大事)
楽天モバイルの良さがパッと見て何となく分かる画像↓↓
(楽天モバイル公式サイトより)


本記事中の「楽天モバイル」とは、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VII」プランのことを指しています。
オススメの持ち方は<楽天モバイル+現地SIM+デュアルSIM対応スマホ>
渡米に向けて私がオススメする最適な組み合わせは
楽天モバイル(日本用)
現地SIM(アメリカ用)
の2つのSIMを
デュアルSIM対応スマホで使い分け
です。
現地SIMについてはこちらの記事で解説しています。
記事内でも紹介していますが、私は 月6ドル~でコスパ最強の格安SIM「Tello」を使っています。



Telloが強すぎるので皆さんにも本気でオススメします!
デュアルSIM対応スマホについてはこちらの記事で解説しています。
→【2022年10月最新】スマホ機種はデュアルSIM対応がオススメ!【海外スマホ編②】
日本とアメリカ両方で使えるようにするために、スマホ選びの際に気をつけるポイントがたくさんあります。
基本的にここ1,2年発売のiPhoneであれば安心のようです。
私はコスパ重視で「iPhoneSE 第2世代」を買いました。
アメリカで使うスマホを調べたり考える時間が無い!めんどくさい!というあなたは、
「楽天モバイルのeSIM」と「 1,2年以内発売のiPhone」
を選んでおけば間違いは少ないかと思います。
購入や申込の際には、必ず事前に各SIM業者で対応機種と通信可能エリアの最新情報を確認してくださいね。
私がアメリカ駐在で楽天モバイルを選んだ5つの理由(メリット)
それでは、私が楽天モバイルに申し込んだ理由(実際に感じているメリット)5つについて、下の方でそれぞれ解説していきます。
- 海外で無料で使える
・海外データ通信が2GBまで無料
・日本宛ての通話が無料
- 海外での通信可能エリアが広い
・大手2社と提携している
・私の住むエリアはカバーOK
- 手続きが不要でラクチン
・海外用のオプションなどは不要
・日本への一時帰国中も手続き無しでそのまま使える
- 初期費用と基本料も安い
・初期費用は0円
・月額1,078円(税込)
- 他にも色々お得
・スマホ本体が安く買える
・楽天市場で常時ポイント最大16倍
・よくキャンペーンをしている
① 海外で無料で使える
海外ローミング(データ通信)が2GBまで無料!


海外で無料で高速通信が可能なのは楽天モバイルだけです!
他社は、海外ローミング非対応だったり、従量課金制で高額になる会社が多いです。
もし2GBを超えた場合も、低速であれば0円のまま利用できます。
自分の滞在先の国と機種が、楽天モバイルの海外ローミングで使えるかどうかは、
海外ローミング対応エリア(楽天モバイル公式サイト)で確認できます。
たとえば、私の使っていた OPPO Reno5 A の場合はこのように表示されました。





ちゃんと0円で安心!
※私は現地の格安SIMも使うためにiPhoneに機種変更しましたが、
楽天モバイルのローミング+Wi-Fiでの運用であれば、OPPOなどの機種でも生活できそうです。
日本宛ての通話が無料


アメリカでも日本国内と同じように楽天Linkアプリ(IP電話)を使うことができます。
日本の携帯電話・固定電話宛てとも通話料無料です。



手続き関係で日本へ電話することもあると思います。他社だと通話料がとても高額なので、無料なのはかなり大きいメリット!
実際にRakutenLinkでのアメリカ→日本宛てで通話してみたところ、5分間一度も途切れることなく双方とも音質もキレイでした!
②通信可能エリアが広い
アメリカの提携業者の対応エリアマップはこちらから確認できます。
AT&T
T-mobile
\実際にアメリカで使ってみた感想/
私は普段は現地の格安SIM(TelloMobile)をメインで使っています。
そのため楽天SIMはそんなにしょっちゅうは使わないだろうと思っていましたが、
実際には週に2,3回は楽天SIMに切り替えて使っています。



渡米前に予想していたより遥かに高頻度です!
Telloだと繋がりにくい時などに楽天の回線に切り替えています。
切り替えはスマホの設定から2タップほどでできます。
どちらもT-Mobileのネットワークなので繋がりやすさが劇的に改善するわけではないのですが、Telloの通信量を抑えることもできて助かります。



デュアルSIMでどちらの通信ネットワークも常に使える状態だと、とても安心感があります!
これがもし楽天モバイル以外の日本SIMだと、国際ローミング不可 or 非常に高額になってしまうので、現地SIMのネットワークしか使えず少し心もとないです。



楽天モバイルと現地SIMの併用の想定外のメリットでした!
③ 手続きが不要でラクチン
いったん楽天モバイルに申し込んでしまえば、
国際ローミングやRakutenLinkアプリの利用に特別な手続きは不要です。
また、一時帰国の時も一切手続き無しで、そのまま使えます。
他社の格安SIMの場合は、追加のSIMやデータ枠の購入やプラン申込みが必要なことが多いです。



楽天モバイルは手続き関係が非常にラクです!
④初期費用と基本料も安い


他社ではMNP転入の事務手数料として3,300円~かかることが多いですが、楽天モバイルは初期費用がなんと無料です。
月額料金は、データ利用量0~3GBの場合は1,078円(税込)です。
超低料金のpovoや日本通信に比べると月の維持費は割高に感じますが、海外でのメリットを考えると約1,000円/月というのはむしろ安いくらいではないかと思っています。
\初期費用も国際通話も無料!/
⑤他にも色々お得
スマホ端末を安く買える
端末セットで申し込むと20,000~30,000ポイント還元のキャンペーンをよくやっています。
端末代や月々の料金に楽天スーパーポイントが使えるのも嬉しいです。
付与ポイントは期限付きのこともあるのでご注意ください。



せっかくもらえるポイントなので、楽天市場で購入して日本の実家で受け取ってもらうなど工夫して確実に使いましょう。
月々の料金をポイントで支払える
ポイントで全額支払う設定にしておけば、毎月の料金を楽天スーパーポイントで支払えます。
こちらは実際の私の支払い履歴の画面です。


毎月の請求額は、基本料1,078円+ユニバーサルサービス料2円=1,080円 です。
キャンペーンなどでもらったポイントが残っているので毎月全額ポイントでまかなえています。



実際にお金を払ったことはまだ一度もありません(汗)
楽天市場で常時ポイントが最大16倍


海外からも楽天市場で買い物ができます。
日本の実家に送ったり、一時帰国時にまとめ買いをしたり。
今は円安なので、ドルを稼いで円で買うのは非常にお得です!
楽天モバイルであれば、さらにポイントの恩恵も受けられます。
コンテンツ配信のキャンペーンでさらにお得




コンテンツ配信のキャンペーンもよく開催されています。
今は、3ヶ月間雑誌読み放題、音楽聴き放題、NBA見放題、パ・リーグ見放題など。
さらにYouTubeプレミアムも3ヶ月無料です。



無料期間の後にこれらが不要な方は、忘れずに解約するようにしてくださいね。
\初期費用も通話料も無料でお得!/
私の後悔ポイント「渡米前の通話料」
私の後悔ポイント、それは…
渡米前の通話料です。
楽天モバイルにMNP予定の方は、渡米前の通話料が高額になるのを防ぐために、渡米2ヶ月前(できればゆとり持って3ヶ月前)にはMNP手続きをしておくことをオススメします!
私の場合は、渡米2ヶ月前頃から手続き関係で何かと電話をかける回数が急激に増えました!
私が電話をかけた先の一例:
市役所、税務署、小学校、幼稚園、航空会社、引越業者、銀行、保険会社、ガス会社、ネット光業者、車買取業者、家の賃貸業者、家電メーカー
私は楽天モバイルの前は、別の格安SIMで5分以内の通話料が無料になるオプションを付けていました。しかし、手続き関係の電話は待ち時間も長く大体が5分を超えてしまい、結局その月の電話代はすごく高くなってしまいました。毎回電話代を気にしながら電話をするのもストレスでした。
渡米1ヶ月前に実際に楽天モバイルにMNPをした結果、
通話料が無制限で0円になり、通話料を心配するストレスから解放されました!



電話代そのものよりも、不安やストレスが減ったのが嬉しかったです!
混み合っていてオペレーターに繋がるまでに1時間待たされたこともありましたが、RakutenLinkからかければ通話料は完全無料なので家事をしながら心に余裕を持って待つことができました。



こんなことならもっと早くMNPしておけばよかったぁああ~!!!
楽天モバイルは渡米後にもかなり便利ですが、私の後悔ポイントをふまえて、渡米2ヶ月前(できれば3ヶ月前)にはMNPしておくと渡米前の手続き関連の電話が増えても安心かと思います!
\渡米前から通話料無料で安心!/
楽天モバイルと他社の格安SIMとの比較
日本の電話番号を、海外で安く維持できる格安SIM会社をざっくりと調べてみました。
- 海外でもお得に通話したい→OCN モバイル ONE(月550円+050 plus 165円)
○「050 plus」で通話がお得
○ ナビダイヤルの通話料が3分8.8円と安いのはOCNモバイルONEだけ
○ アメリカ宛ての電話も1分9円でお得
✕ 「050 plus」はパケット通信が必要(WiFi環境下のみ使える)
✕ 「050 plus」の電話番号は050~になる - 海外でも料金を気にせずに電話したい→楽天モバイル(月980円)
○ 海外ローミングが無制限(高速は2GBまで)
○ アメリカ→日本宛ての通話は標準で無料
○ アメリカ→アメリカと、日本→アメリカ も月980円のオプションで無料
○ eSIM対応
✕毎月約1,000円の料金がかかる - 電話番号維持+SMSは使いたい→日本通信(月290円)
○ 維持費が安い
○ iPhoneはeSIM対応
✕ 通話料が高いので電話は使わないつもりで - 電話番号のみ維持したい→povo(年間約500円)
○ 維持費が安い
✕ 電話もSMSも使えない(本人認証に必要なことが多い)
✕ 半年ごとにオプション購入が必須 - 電話番号のみ維持したい→大手キャリアの電話番号預かりサービス(月約400~500円)
○ 面倒なMNP手続きが不要
✕ 一時帰国で使いたい時に手続きと費用が発生



この中で私が選んだのは、楽天モバイルです。
月1,000円で様々なサービスが受けられてむしろ安いくらいだと判断しました!
うちの場合は、夫が日本通信SIM(月290円)を使っています。
日本の電話番号を維持するだけであれば、これで十分かと思います。
日本通信SIMは初期手数料で3,300円がかかります。(楽天モバイルは0円です)
この初期手数料、少しですが 節約できる裏技 があります。
その裏技とは… Amazon・楽天などで売られている「スターターパック」を購入すること。
スターターパックの中に書いてある番号を、日本通信SIMのサイトでMNP申込時に入力すれば、初期費用がかかりません。
楽天モバイルよりもさらに節約したい方は、日本通信SIMやpovoから使い方に応じて選んでくださいね。
楽天モバイルはオプション+980円で国際通話かけ放題


「国際通話かけ放題」のオプションを付けると
・アメリカ→アメリカ宛ての通話
・日本→アメリカ宛ての通話
もすべて無料になります!


単月でも申し込めるようなので、一時帰国の時にアメリカと通話する可能性を考えて、念のため申し込むこともできそうです。



アメリカでの銀行や業者との電話や、一時帰国時にアメリカにかけたい時に使えて便利! 月たった980円で安心を買えますね。
以上の通り、海外でメリットがたくさんある楽天モバイルですが、いくつかデメリットもありますので念のため書いておきます。
デメリットと注意点
1:楽天モバイルは180日以上利用がないと、利用停止になる
楽天モバイルでは180日以上全く利用のない回線は利用停止になってしまいます。日本の電話番号を確実に維持するためには、半年に1回は楽天モバイルに切り替えて使うようにしましょう。
(2021年7月からこのようにルールが変更になったそうです)



私は上に書いた通り、現地SIMの電波が弱い時に楽天モバイルに切り替えることがあるので、この点は心配していません。
※月に2回ほど、楽天モバイルからSMSのメッセージが届きます。(内容は「RakutenLinkアプリを使わずにOS標準の電話アプリで国際通話をすると高額になるので気をつけてください」と言った注意喚起です)
おそらくこれで楽天モバイル回線で通信していることになるはずなので、半年に1回の利用が必須というのは今のところ自分で意識はしなくても大丈夫なのかな?と思います。
2:楽天モバイルは日本国内でつながりにくい・速度が遅いという口コミもある
通信品質がイマイチいう感想をSNSなどで見かけます。
一方で、問題なくつながるという口コミもあるのでエリアによって違うようです。



私は実際に楽天モバイルを日米両方で使ってみましたが、電波も入り、問題なく使えました!
日本の自分の生活圏内で問題ないか、出国2,3ヶ月前にMNPして確認しておくと安心かもしれません。
もし生活に支障が出るレベルなら、公式サイトのこのページにある対策をやってみてください。
残念ながらそれでも改善しなければ渡米前や一時帰国時に不便だと思うので、すぐに他社にMNPするのも選択肢です。
(すぐに解約してもキャンペーンポイントがもらえることもあります!つながらないことは残念ですが、楽天モバイルに入ったメリットも少なからずあると言えると思います)



私は日本の友人宅に遊びに行った際には電波が弱くなってしまったので、こればかりは運もあるかもしれません…
楽天モバイル以外の選択肢としては、記事上で挙げた日本通信SIMが有力かと思います。
月+1,600円でかけ放題プランがあるので、渡米前の電話はそれで対応できます。
渡米後にネットでプラン変更すれば、その後は月290円で維持できます。
申込み作業の流れ
日本にいるうちに、最低限①~④はやっておきましょう!



このやり方であれば、アメリカに着いた瞬間からスマホでネットが使えるのでとても安心です。
渡米前から手続き関連で役所や学校などに電話する機会が増えますが、その際の通話料も楽天モバイルなら無料になります!
そのためには、①~④は、出国2,3ヶ月前に済ませておくことをオススメします。
MNPの解約月は旧SIMの料金に日割りはなく100%請求されるので、できるだけ④が月末にできるように手続きをするのがオススメです。MNP有効期限が2週間なので、逆算すると①を解約月の10~15日頃にすれば大丈夫かと思います。



①のMNP予約番号の取得が終わった方は、
下のボタンから楽天モバイルのMNP申込みができます!
\国内・国際通話料とも無料で安心!/
【2023年1月追記】楽天モバイルでメールアドレスがもらえるようになりました!


楽天モバイルでは、新たなメールサービスが始まりました!
「楽メール」というもので、独自ドメイン(@rakumail.jp)のメールアドレスが付与されます。
詳細は公式サイトのこちらのページからご覧ください。



実際にメールアドレスの設定をしてみましたが、My楽天モバイルアプリから2ステップでできてめちゃくちゃ簡単でした!
2023年2月16日まで、期間限定で100ポイントが当たるキャンペーンも開催しています!
私は普段はGmailを利用していますが、渡米すると英語のメールも増えるので使い分け用に別のアドレスがあると便利かとは思います。
日米問わず、フリーメールだと届かないエラーも時々あるので、楽メールはそのあたりが解消されることを期待しています。
私はとりあえず様子見でそんなに重要でないお店の会員登録用などに使ってみようかと考えています。
まとめ
今アメリカ駐在に行くならこの組み合わせが個人的には最も安心かと思います。
国内SIM→楽天モバイル(公式サイト)
アメリカSIM→
コスパ重視ならTelloMobile(記事リンク)
日本語サポートならアメスマ(記事リンク)
端末→デュアルSIM対応スマホ(記事リンク)
楽天モバイルをオススメする理由は次の5つでした。
- 海外で無料で使える
・海外データ通信が2GBまで無料
・日本宛ての通話が無料 - 海外での通信可能エリアが広い
・大手2社と提携している - 手続きが不要でラクチン
・海外用のオプションなどは不要
・日本への一時帰国中も手続き無しでそのまま使える - 初期費用と基本料も安い
・初期費用は0円
・月額1,078円(税込) - 他にも色々お得
・スマホ本体が安く買える
・楽天市場で常時ポイント最大16倍



あなたにとってベストなスマホとSIMが見つかりますように!
他にも赴任準備の記事を書いています。
参考になれば嬉しいです。




\お得なサービスも要チェックです!/




読んでいただきありがとうございました。