
こんにちは!アメリカ在住3年目のさっぴーです!
一度は行ってみたかった、念願のニューヨークシティ。
2025年3月に、家族4人で行ってきました。
インスタで質問をもらったので、私が『ニューヨークに行く前に知っておきたかったこと』や『やっておいて良かったこと』をまとめてみようと思います。



失敗談も多数!
みなさん、私を踏み台にしていってください!
ブロードウェイ編
我が家がニューヨークに行った目的のひとつはブロードウェイ鑑賞でした。



念願のライオンキングを観ることができて、大感激!
そんなブロードウェイに関する気付きを書いてみます。
チケットは事前購入 or 当日購入?


結論から書くと、次のような方は事前にオンラインで購入しておくのが安心かと思います。
- 観たい演目が決まっている
- 3人以上で並びの席で見たい
- ニューヨークに行く機会がなかなか無い
逆に、次のような方は、当日券や抽選で安く買うのを狙ってもいいと思います。
- 演目にこだわりはない
- 2人以下
- またニューヨークに行く機会がある(今回観れなくてもいい)
当日券は、ブロードウェイにあるTKTS窓口で買えます。大体40〜50%OFFくらい。
抽選(ロッタリー)に応募してみるのも手です。抽選に当たればかなり安く買えるので、【抽選狙い→外れたら当日券】コースでもいいと思います。
抽選の応募は公演ごとで、上限2枚。流れは次の通り。
応募:前日午前9時〜午後3時まで
抽選発表:前日午後3時
支払い期間:前日午後3時〜4時
参考までに、こちらがライオンキングの抽選受付ページです。
私は、
絶対にライオンキングを見たい!
家族4人一緒に座りたい!
ということで、素直に事前購入しました。



あわよくば当日券…という思いも捨てきれず2週間前くらいまで様子を見てたんですが、4人並びのよさげな席が減ってきたタイミングで慌てて購入しました。(どうせ買うならもっと早く買っとけばよかったな!)
もし夫婦だけなら抽選に挑戦も面白そうだなぁと思いましたが、私の性格上、前日ソワソワしてしまってせっかくの旅行が上の空になってしまいそうな気もします。
ブロードウェイのチケット手配についてくわしくはたくさんの方が日本語で情報をまとめてくださってるので、ブログやSNSで調べてみてくださいね。
早めに行くと良し


当日、たとえすでにチケット購入済みでも、開場前から並ぶ方が多いです。
私たちは40分前に行きましたが、すでにまぁまぁ行列。
30分前にはオープンしたので、そんなに待たずにスムーズに中に入れました。
開演まで30分近くありましたが、あっという間だったので、早めに行っておいて良かったなと思いました。
過ごし方はこんな感じ。
- 座席の確認(迷った他の座席からの見え方比較)
- 一面の窓から見えるタイムズスクエアを眺める
- 写真撮影
- お土産コーナーを物色
- ドリンクを買う
- プレイビル(無料のパンフレット)を読む
- 自分と子どものお手洗いを済ませる





一生に1回かもしれないブロードウェイ体験。
待ち時間も目一杯楽しめてよかったです!
出待ちも気軽にできる


終演後、外で少し待つだけで演者さんが出てきて、挨拶をしたりサインがもらえたりします。
うちは、ナラ役の女優さんからサインをもらえて、おまけに子どもたちと写真も撮ってもらえました!
場所は、お客さん用の出入り口とは別に、「STAGE DOOR」と書かれた裏口があるので、そこの近くで待っていればOK。ライオンキングの場合は、正面口の斜め向かいにありました。
インスタで油性ペン(Sharpie)を持って行くといいと教えてもらったので用意していきました。
私がサインをもらった女優さんはすでにご自身で油性ペンを持っていましたが、念の為持参すると安心かと思います。
自由の女神編
子どもたちが楽しみにしていた自由の女神像。
4人分で少しお値段は張りましたが、インパクトある思い出にしたかったので像の近くまで行ってきました。
自由の女神像がある島に上陸できるのは公式クルーズのみ


公式クルーズのサイトはこちらです。
チケットは当日フェリー乗り場でも買えますが、台座や王冠は予約が埋まるので事前予約がオススメです。(次の項目で書きます)
台座や王冠まで登るのはほぼ無料だが、事前予約が必要


自由の女神像のクルーズチケットには3種類あります。
- 島に上陸のみできるチケット(General Admission)
- 島に上陸して、像の台座まで登れるチケット(Pedestal Reserve)
- 島に上陸して、像の台座+王冠まで登れるチケット(Crown Reserve)
台座と王冠かぁ…別に登らなくてもいいか?と最初は思った私ですが、それぞれのチケットの価格を見てびっくり!
①が25.5ドルで、②③が25.8ドル。
差額はたったの30¢!



台座と王冠まで行っても30¢しか変わらんのかい!?
だったら、どうせなら登りたくなってきませんか?
私は台座まで行ってみました。
思わぬ角度から自由の女神像を見ることができて大興奮しました。(新たなフェチ開拓?)


王冠も行きたかったのですが、SOLD OUT。
人数制限かつ人気のため、数カ月先まで予約が埋まってるのがザラみたいです。
近い日程でも1枚や2枚ならおそらくキャンセル空きでポンと出てきたりもしたので、王冠希望の方はこまめにチェックしてみてくださいね。(私が見た時は1,2分で売れてしまいました)
台座も、お天気がいい日や土日は、特に朝イチは売り切れてしまいます。
少し前から公式サイトで残数をチェックしてみると良いかと思います。
私は2日前の夜に取りましたが、残数30くらいで結構減ってました。
もし①の上陸のみだとしても、景色がとても綺麗&ミュージアムが結構面白かったので個人的には行く価値はあるかなと思います。






チケットはスクショが吉
オンラインでクルーズチケットを購入すると、QRコードが表示されます。
それをスクショしてすぐに出せるようにしておくのがオススメです。
フェリー乗り場や島内のセキュリティチェックで提示を求められるのですが、購入完了メールや、オンラインのマイページ的な所からチケットを出そうとしてもなぜか全然出てきませんでした。(私のやり方が間違ってたのか?)
幸い、購入時にスクショも取っておいたのでそれを探して提示できました。



普通は購入完了メールのリンクから開けるよなぁ
台座や王冠に行くなら25¢硬貨を


自由の女神像の台座や王冠に入る前に、荷物はロッカーに預けるように言われました。
ロッカーは、25¢硬貨(クォーター)の返却式。
両替機は故障していました。
私は念の為クォーターを何枚か持っていたので事なきを得ました。
私が硬貨をゴソゴソ探している時に、通りすがりのおじさまが「要る?」と硬貨を差し出してくれるという、ほんわか体験もしました。



優しいなおい!
天気マジ大事


私の元々のプランでは、ほぼ丸1日ゆとりを持って自由の女神とエリス島を観光する予定でした。
しかし、その日の天気予報が曇り時々雨。
その次の日なら快晴。ただし最終日のため、少し駆け足で回ってそのまま空港に向かうコース。
どっちにしようかかなり迷いました。
前日までチケットを買わず天気予報が晴れに変わることを願って粘りましたが、結局変わらず…
最終日の快晴の日に行く決断をしました。
結果、これで良かったと思っています。
エリス島観光は残念ながらカットすることになりましたし自由の女神ミュージアムもゆっくりは見られませんでしたが、快晴の空の下、気持ちよくフェリーに乗れて、写真も綺麗に撮れました。
もし旅程に融通がきくのであれば、自由の女神像はぜひお天気を優先するのをオススメします。



天気はコントロールできないので、なるべく柔軟に対応するしかないですね涙
帰りのフェリーは時間かかる


自由の女神のクルーズのフェリーのルートは
マンハッタン→自由の女神島→エリス島→マンハッタン
と回ります。
自由の女神島で降りた後は時間は決まっておらず、帰りは好きなフェリーに乗ってOK。
行きのマンハッタン→自由の女神までは、15分ほどで到着しました。
帰りの自由の女神→マンハッタンは、エリス島経由になります。(遅い夕方便だとマンハッタン直通)
エリス島で乗降するお客さんが大勢いて、思ったより時間がかかり、所要時間40分でした。
我が家はその後空港に行く予定だったので、ちょっと焦りました。



ついでに、実はマンハッタンと間違えてエリス島で一度船を降りるミスもやらかしました。あはは…
もしマンハッタンへ直行で帰る方は、時間に余裕を持ったスケジューリング&エリス島で降りないようにお気をつけください。
我が家はエリス島で降りて、ビジターセンターの前で「あれ?ここマンハッタンじゃなくない?」と気付いて(降りる前に気付け)、すぐに引き返して船員さんに伝えたところ乗る列の一番前で待たせてもらえました😅(何やっとんねん)
遠くからでいいなら無料フェリーもあり


実は、無料フェリーから自由の女神を眺めることもできます。
スタテン島⇔マンハッタンの往復フェリーで、住民のための通勤の足として一日100便以上運行されています。
公式サイトはこちらです。



自由の女神の近くに行かなくてもいい&節約したい方にオススメ!
公共交通機関編
旅行中は節約のため、地下鉄やバスを活用しました。
その中で、知っておいてよかったこと・知っておきたかったことを挙げていきます。
地下鉄&バスの支払いは、アプリやチケット不要


地下鉄とバスの料金の支払いは、改札や乗降口の機械にクレジットカードをかざすだけでOK!
(Apple PayやGoogle PayなどのデバイスでもOK)
クレジットカードはタップ対応のものが必要です。
事前にネットで調べている時は「チケットは買わなくていいけど、OMNYアプリのダウンロードが必要」という情報もあり混乱したのですが、今はアプリすらも不要になっていて、とても便利でした。(2025.3現在)



1人1枚クレジットカードを用意しておくのがオススメです。
くわしい乗り方はこちらの記事を参照ください。
地下鉄は方面で階段が違うことも
これも、空港⇔マンハッタンの節約移動に書きましたが、ニューヨークの地下鉄は、行き先の方面によって階段が分かれている駅が多い印象でした。


たとえば、この階段は「Downtown&Brooklyn」(ダウンタウン&ブルックリン)方面で、南に向かいます。
北方面行きに乗るためには別の階段から入る必要があります。
行き先は、階段の看板に書いてあります。
必ず、階段を降りる前に正しい方面か確認してください…!



観光中、我が家はホームまで下ってから間違えたことに気付いて、階段を昇って戻る…というミスがありました。トホホ
空港へのアクセスは節約できる


我が家が使ったのはラガーディア空港。
マンハッタンまで、Uberだと片道50〜60ドルします。
それが、地下鉄とバスを使えばなんとひとり2.9ドル!
往復で100ドル以上の節約になりました!
くわしい乗り方はこちらの記事を参照ください。



フライト予約の時点で、このアクセス方法を調べてラガーディア空港を選びました!(JFKやニューアークだと節約が難しそう)
NYCフェリーはアプリが必要


ブルックリン観光の帰り、NYCフェリーでマンハッタンに戻ったんですが、チケット購入にはアプリが必要でした。
このフェリーを使うかもしれない方は、とりあえず事前ダウンロード推奨です。
公式サイトのFAQを見ると、「すべての発着場にチケット券売機がある」とあったので、私はアプリは入れずに券売機で買えばいいやと思っていたのですが、ブルックリンのダンボの発着場には券売機がなく、フェリー内にもありません。
乗船時に係員から「アプリじゃないと買えないよ」と言われ、その場で慌ててダウンロードして、なんとかギリギリ間に合いましたが、かなり焦りました。



公式サイトの情報更新しておいてくれ…!
アプリのダウンロードはこちらから。
▶App Store(iPhone)
▶Play Store(Android)
その他観光編
911ミュージアムは月曜の夕方なら無料


ワールドトレードセンター跡地にある911ミュージアム。
なんと月曜の夕方限定で入館無料なんです。
通常料金は、大人36ドル、子ども24〜30ドルなので、ものすごい節約になります。


無料になるのは、月曜日の17時半入場のチケット。19時まで開いているので、1時間半は見ることができます。
対象チケットは、当日朝7時から発売開始になります。
私はのんきに8時に見たら、すでに売り切れていました😭



絶対に確保したい方は、7時にアクセスしてください!
公式サイトはこちらです。
以前は、無料入館は火曜日だったようです。2025年3月現在は月曜日夕方が無料ですが、今後も変わる可能性があるので、最新情報は事前に公式サイトで確認してください。
食事編
レストランの持ち帰りはDoordashやGrubhubが主流


夜ご飯は毎日レストランのお持ち帰り(TO GO)をしました。
Googleマップで検索して、そのままオーダー画面を開けるお店が多かったのですが、どのお店もDoordashやGrubhubなどのデリバリーアプリと提携していました。
あらかじめDoordashなどのアプリをダウンロードしてクレジットカードや支払い方法を登録しておくと、注文がスムーズかと思います。
私は元々利用していたDoordashでオーダーしました。
お店や時間帯によっては、Doordash特典で「持ち帰りで5%Doordashクレジット還元」や「ハッピーアワーで7% OFF」といったプロモーションも自動で付いてきてお得でした。



持ち帰りならチップも節約できるし、ホテルでのんびり食べられて子どもがいても気楽!
持ち物
とにかく歩きやすい靴


4日間の旅行中、平均16,000歩も歩きました!



多い日は20,000歩超え!
そんなに歩いても元気に4日間過ごせたのは、とにかく歩きやすい履き慣れた靴で行ったのが大きかったです。
あとは、日頃からウォーキングやヨガの運動を毎日心がけていたのもよかったかと思います。
子どもたちには軽くて持ちやすいリュックを新調し、上着や水筒なども自分で持たせて、親の荷物を今までより減らしました。
これらのおかげで、4日間一度もUberやタクシーは使わず、見事徒歩と公共交通機関のみで回ることができました。



もちろん、ムリは禁物!
時間や体調に応じてUberなどに頼るのも選択肢です。
いくらかの現金もあると安心
普段現金はほとんど使わないのですが、この旅行中念の為100ドルは用意していきました。
そして、7.5ドル使いました。(少な!)
使い先は次の通りです。
- 屋台のナッツ 3ドル
Nuts 4 Nutsというお店がいたる所にあり、気になったので1度買ってみました。おいしかったです。 - 露店でお土産のマグネット 3ドル
あとから知りましたが、不法移民の盗品の可能性もあるらしいので露店はやめといた方がよかったかも…と反省。 - セントラルパークでの大道芸人へのチップ 1ドル
楽しませてもらったお礼として、子どもたちに入れさせました。 - 自由の女神像の返却式ロッカー 0.5ドル
家族4人分の荷物を入れるのに、クォーター硬貨2枚を使いました。
大都会ニューヨークは、アメリカの他の地域と同じ/それ以上にほぼキャッシュレス化していましたが、現金の用意もあると安心ですね。参考になればうれしいです。
まとめ
ここまで、私がニューヨークに行く前にやっておいて良かったことや、知っておきたかったなぁと思ったことをまとめました。



みなさんの旅行が充実したものになりますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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参考にしてもらえるとうれしいです。
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