日本で使ってる自転車の処分どうしよう…
私はフリマアプリのジモティーで売却しました。
その際、「防犯登録の抹消」について調べて実際にやってみたので、覚え書きとして残しておきます。
今回は「自転車の防犯登録の抹消手続き方法」についてまとめておきます。
駐在が決まった!自転車はどうする?
自転車の扱いは、この中から選ぶことになります。
①本帰国後にまた使いたい場合は…
・倉庫や自宅に保管する
・親族や知人に預ける
②本帰国後に不要な場合は…
・譲渡する(売るorあげる)
・廃棄する
③駐在先でも乗りたい場合は…
・送る(航空便だと高いので船便がオススメ)
上で下線を引いた方法の場合、
防犯登録の抹消が必要になるので要注意です!。
実家に預ける場合でも、防犯登録は一旦抹消しましょう!
それにしても、
自転車ひとつ取っても
駐在準備は選択と決断の連続で
精神的にしんどいよね…
防犯登録の抹消をしなかったらどうなる?
防犯登録とは、使っている自転車が自分のものであることを証明したり、盗難などの犯罪から自転車を守る役割があります。
法律で定められた義務なので、自転車の所有者は全員防犯登録をしなければいけないことになっています。
たとえば自転車を他人に譲る時に、防犯登録のデータをそのままにしておいたらどうなるの?
抹消しなかった場合のリスクを、次に簡単にまとめてみます。
自転車を譲る側のリスク
譲った自転車が万が一盗まれた時に、もう使っていないのにも関わらず今もあなたが自転車の所有者とみなされ、警察から事情を聞かれる可能性があります。
実際にはもう譲ってるとしても、
防犯登録上の持ち主は私のままだもんね…
自転車を受取る側のリスク
前の持ち主(あなた)の防犯登録データが残ったままなので、譲ってもらった側が新たに登録できません。
防犯登録をしようとすると、「盗んだんじゃないか?」と疑われるおそれがあります。
警察から前の持ち主との関係を聞かれたり、自分の自転車であることの証明を求められることがあります。
え、私が抹消をしておかないとそんなことになるのか…
じゃぁ捨てる時は抹消しなくてもいいのかな?
いいえ、捨てる場合でも抹消しないと、面倒くさいことになるリスクがあります。
自転車を廃棄する時のリスク
粗大ごみの回収のために自宅前に置いていた自転車が、回収前に万が一盗まれたら…。
回収前の自転車はまだあなたが所有者なので、盗難車として事情を聞かれる可能性があります。
以前住んでいた家では、粗大ごみで出した物がほぼ毎回盗まれていました。そんなことをする輩が本当にいるんですね~…
無用なトラブルを避けるために、必ず登録データを抹消しておきましょう!
防犯登録の抹消の方法
私が防犯登録をしていた京都府は、抹消はとても簡単でした!
電話一本で、3分で完了しました!
用意するもの
防犯登録カードのお客様控え
これだけです!
都道府県によって形式は違いますが、上の画像のようなものです。
え、そんなのうちに影も形もないよ…
紛失してしまった方も大丈夫です!下でやり方解説してます!
とりあえず、防犯登録カードが手元にあってもなくても、一度下記の問い合わせ先に確認してみることをオススメします。
問い合わせ先
防犯登録は、都道府県の
「自転車商防犯協会」や
「自転車防犯登録推進協議会 」
といった指定団体が運営しています。
防犯登録をした都道府県の問い合わせ先を調べて、抹消方法を聞いてみてください。
問い合わせ先は「○○県 防犯登録の抹消」と検索すれば出てきます。
京都府の場合:
京都府自転車防犯登録推進協議会
電話 … 075-361-2090
業務時間… AM9:00〜PM5:00(土日祝休業)
抹消手続き
京都府の場合は、上の番号に電話するだけで抹消ができました。
防犯登録カードのお客様控えに書かれた内容を質問されて、全て合致したらその場で抹消してくれました。
聞かれたこと:
登録番号・氏名・住所・電話番号・登録店・車体の種類・色
都道府県によっては、警察署や自転車店に出向く必要があるそうなので、それも問い合わせて確認してください。
防犯登録カードをなくした場合は?
防犯登録カードのお客様控えを紛失した場合でも
警察署などで抹消手続きができるので安心してくださいね。
必要なものは、都道府県によって異なりますが、
・自転車本体
・購入した領収書、保証書
・身分証明書
といった所が多いようです。
都道府県によっては簡略化してくれていて、
例えば熊本県は、
・身分証明書
・自転車本体に貼付している黄色の防犯登録シールをスマートフォン等で撮影したもの
だけでOKのようです。
いずれにしても、都道府県ごとに電話で問い合わせて確認をしてくださいね。
抹消せずに譲る方法もあるよ!
あと数日で出国!
抹消手続きをする時間がない!
という場合でも大丈夫です。方法はあります。
譲渡する時に、自転車本体と一緒に次の書類一式を相手方に一緒に渡してください。
・防犯登録カード
・取扱説明書
・保証書
・委任状(※)
・譲渡証明書(※)
新しい所有者がこれらの書類を持っていれば、「この自転車は盗難車ではない」と証明できるので、
受け取り側で抹消も新規登録もできるそうです。
盗んだ自転車であれば、
取説や保証書はまず持ってないはずですもんね
くり返しになりますが、都道府県によると思いますので念のため電話などで確認してくださいね。
※
委任状と譲渡証明書は決まった形式はありません。
こちらからダウンロードすると便利です。
譲渡証明書フォーマット
委任状フォーマット
出典:大阪府自転車商防犯協力会ホームページ
自転車の引き渡し日までに印刷して用意すればOKです!
まとめ
自転車を譲渡・処分する際には、必ず防犯登録の抹消をしておきましょう。
忘れると、万が一の時にめんどくさいことになります。
自転車の売却や処分方法も色々あります。
直前だとバタつくので、早いうちから
どの方法で処分するか、自分に合ったものを考えておくといいですね。
他にも駐在準備の記事を書いています。
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