こんにちは!
2022年夏からアメリカ駐在に帯同中のさっぴーです。
この記事では、アメリカに持ち込む荷物について私の細かい後悔ポイントをまとめています。
渡米時にフライトの手荷物は何を持っていけばいいの?
渡米先に航空便が届くまでの【1~2週間】を過ごすのに必要な身の回りの品+α を持っていきましょう!
我が家は赴任のフライトで、大量の手荷物(機内持ち込み&預け荷物)を持ち込みました。
それにも関わらず、実際にアメリカに来てみると「あれも手荷物で持ってくればよかったな~」と後悔した物がいくつもあります。主に子ども用品とキッチン用品です。覚え書きでこの記事に残しておきます。
非常に細かい物ばかりですが、現時点で11個の物をリストアップしました。
また思い出し次第追記していきます。
日本の荷物の搬出当日はかなりバタバタしました。
本当は手荷物にするつもりだった物も、航空便に入れてしまったり仕分けミスも多発。ぜひ、私の失敗談を参考にしてくださいね!
手荷物で持っていった物全体のリストもいずれ書きたいと思いますが、この記事ではとりあえず「+αで持ってくればよかった!」と後悔した物のみになっています。
( クリックで新しいタブが開きます)
なぜ手荷物で持ってくればよかったと後悔したのか?
まず、皆さんにお伝えしておきたいのですが、よほどの僻地でない限りは、アメリカ現地でたいていの物は買えます。Amazonなどの通販も日本と同じように充実しています。買わずに工夫して代用品でしのぐこともできます。
なので、持ち物について過剰な心配はしなくて大丈夫です!
もし忘れても何とでもなります!
それくらいの適当さや心の余裕を持ち合わせておくのも
駐在前の準備のひとつ。
そうは言っても、渡米前の皆さんは日本でできる限りの準備はしておきたいという気持ちも大きいですよね。
私の失敗談がそんな方の参考になればと思い、備忘録として記しておきます。
具体的に「 手荷物で持ってくればよかったと後悔した物 」をリストで挙げていく前に、それらが無いことでなぜ私が困ったのか理由や背景をまとめておきます。
- 航空便が届くまでに2週間かかったので、その間は手荷物とアメリカ現地調達品で過ごすことになった。
- その2週間のうちに何度も必要になり、そのたびに「あ~なぜあれを航空便に入れてしまったんだ…」と後悔した。
- 日本から航空便と船便で送った物は、現地で買うのがもったいなく感じてしまい買わずに我慢しがちだった。
- どうしても必要なものは現地調達するしかなかったが、渡米直後は疲れ果てて買い出しに行く気力さえなかった。(食品と子どもの学用品「スクールサプライ」の買い物で精一杯)
- 気力を振り絞って店に行ったら行ったで、目当ての物を探すのがとても大変だった。
(言語の壁がある&アメリカの店舗は広い) - ようやく商品を見つけてもデザインやサイズ感などが合わずがっかりした。
- 妥協して買うわりには値段が高くて残念。(物価高騰&超円安!)
- Amazonなら比較的見つかりやすいが、やはり高い。そして遅い。
(翌日配送の商品もあるが、傾向として日本のAmazonより配達日数が長い)
引越し業者の航空便が届くまでの日数【1~2週間】については、こちらの記事で詳しく書いています。
→アメリカへの引越し荷物が届くのに実際にかかった日数まとめ 【航空便・船便・EMS】
手荷物で持ってくればよかったと後悔した物【子ども関連】
それでは、手荷物で持ってくればよかったと後悔した物を具体的に挙げていきます。
まずは子ども関連からです。
おりがみ
お子さんがおりがみやお絵かきが好きであれば、個人的には手荷物で300枚入り1袋あると安心かと思います。我が子もおりがみが好きなので事前に日本で大量に買ったのですが、なぜか船便に入れてしまうという痛恨の仕分けミスをしてしまいました。
手荷物で持ってきたのは機内用の30枚のみ。
航空便が届くまでの間は家におもちゃが少ない状態だったので、おりがみがあると活躍したと思います。
1500枚も買ったのに全て船の上…
おりがみはアメリカではあまり売っていない&とても高いので、日本で買ってくる方が多いようです。
\ その他の文房具について /
文房具は日本品の方が高品質だと言われていますが、私はクレヨンとマーカー(日本で言うマジックペン)はアメリカの物で十分だと感じました。アメリカにもCrayola(クレヨラ)というブランドの物がかなり安く売られています。現地校で指定される学用品もCrayolaが多いです。マーカー10色セットが定価でも約3ドル(セールだと0.5~1ドル)とかなりお手頃です。私も使ってみましたが、日本のものとそこまで差を感じません。
↓定番のCrayolaマーカー
ただし、鉛筆と消しゴムはアメリカ品はちょっとアレなので、やはり日本の物が良いです。
鉛筆の濃さはこちらではほとんどHBばかり。小さい頃は4Bや2Bが適切なので、日本で用意するのが◎
(うちは現地校ではアメリカ品を指定されたので、日本品を使うのは家と補習校です)
アメリカではオシャレで可愛いデザインの鉛筆はなかなか見かけません。お子さんの好みに合わせて日本で買っておくのがオススメです♪
\デザイン豊富なかきかた鉛筆/
薄手の長袖パーカーやカーディガン
我が家は真夏の渡米だったので長袖の準備が甘かったです。渡米直後にとても後悔しました。
結論から言うと、薄手のパーカーかカーディガンなどの羽織物が子ども1人につき2枚は欲しかったです。
なぜかと言うと、アメリカの真夏の室内の冷え方は異常だからです。
設定温度がおかしいのかエアコンの威力がすごいのか…とにかく寒いです。
娘曰く、真夏でも学校の教室は極寒。8月でも学校内では毎日長袖を着て過ごしていました。
(そんな極寒の中、現地の子たちは平気でタンクトップ+ショートパンツで過ごしていて、人種による体質の違いを文字通り肌で感じます!)
飛行機の冷房対策に薄いカーディガンを1枚だけ持ってきていましたが、毎日着用するので洗い替えが欲しく、アメリカのお店(WalmartやTarget)で薄手の長袖を探しました。
しかし、不思議なくらい置いていないのです。
9月にチラホラ長袖商品を置き始めたものの、ラインナップは襟付きシャツ・Gジャン・モコモコニットカーデ・裏起毛パーカー・ダウン…と、私が探し求めている薄手のカーディガンが見事にないのです!
まだ外は30℃位なのに、いきなりダウンを売り始めるアメリカ!!!
というわけで、冷房対策用の薄手の長袖のカーディガンやパーカーは日本から持参を強くおすすめします。
(アメリカでも上手に探せばどこかのお店では売っていると思うのですが…)
うちの娘が日本から持ってきたのはキャサリンコテージのカーディガンです。
上品で、リーズナブルで気に入っています。
ブルーも可愛いですが、娘はピンクを選びました。
アメリカの子どもたちはみんなカラフルな洋服なので、色付きの方が子どもも馴染みやすいと思います。
息子用はこんな感じのシンプルなカーディガンです。
Amazonよりも楽天市場とYahooショッピングの方が種類豊富で見やすいですね。
アメリカは男の子の洋服もやはりカラフルや柄入りの子が多いので、グリーンやブルーなど色付きのカーディガンもオススメです。
テプラ(ラベルライター)
無くても全然OKですが、元々日本で使っている人はあると便利だと思います。
私は補習校グッズの記名に使うつもりで船便でアメリカに送りましたが、実際こちらに来てみると、現地校グッズの記名用にもあると便利でした。記名が必要だったのは水筒・お弁当箱・スナック用のタッパー・バックパック(リュックサック)です。文房具は学校で共有するので、個人名は書きません。
直接手書きでも何とでもなるのですがペンが擦れて消えやすいので、テプラかマスキングテープでラベリングするのが確実です。
我が家で使っているのはカシオのネームランド。テープセットで付いてきた純正テープを使い切ってからは互換性のあるテープで節約しています。
私は楽天市場で「口コミ件数」順で表示して、良さそうな商品を買うことが多いです!
マスキングテープ
何かと使えるマスキングテープ。1つは手元に欲しいですね。
私はたまたま柄入りが1つだけ手荷物に紛れていましたが、現地校グッズの記名などに活躍しました。かさばらないので無地などもっと持ってきておけばよかったな~と後悔しました。
お弁当箱
我が家の子どもたちは、現地校にお弁当を持参しています。
そのために、アメリカ式の仕切り付き弁当箱を米Amazonで買いました。
↓我が家が使っているのはタッパーっぽいこれ。
4つ入りでこのお値段なのでリーズナブルです。
一方、少しお高くなりますが、Bentgoというブランドが丈夫で可愛くて人気の定番品です。
日本式の可愛いお弁当箱を使いたい場合は、日本で買ってくるのがオススメです。
いざアメリカンな弁当箱を買おうとすると実店舗で探すとなかなか品揃えがありません。
私が探した時は新学期直後だったからなのか、どこも売り切れ状態。
アメリカのお店はしょっちゅう棚がすっからかんです。
結局Amazonで注文しましたが届くまでに数日かかり、その間のお弁当に困りました。
とりあえず普通のタッパーで何とかしのぎましたが、お弁当用じゃないので不便でした。
日本の可愛いお弁当箱を買ってきておけば、こういった時にも使えて良かったなと思いました。
また、日本語補習校では和風のお弁当を作る人が多いようで、その際もやはり日本のお弁当箱がベターかと思います。
(我が家は来年か再来年から通わせる予定です)
一時帰国の際には、楽天や日本のAmazonで可愛いお弁当箱を買おうと思います。
こちらではキャラもののお弁当箱はほとんど見かけないので、お好きなお子さんには日本で買っていくことをオススメします。マリオやポケモンはアメリカでも大人気です。
ちなみに、うちのエリアの現地校ではほとんどの子がこのようなランチバッグにお弁当箱を入れて持参します。
弁当箱を縦に入れている子が多いです。
当然中身は乱れがちになるので、私としては日本のランチバッグで持っていってほしかったのですが、娘も息子も「周りの子と同じ形がいい」と言うのです。
ただでさえナイーブな入学直後。
現地校になじむためにも、アメリカンなランチバッグを購入しました。
少しでも崩れにくいように、サンドイッチと茹で野菜などの洋風ランチにしています。
米Amazonで”lunch bag for kids”と検索してみると、ランチバッグがたくさん出てきます。
どんな種類があるか見ておくと雰囲気だけでも予習になるかと思います。
ランチバッグ事情は地域によって違うかもしれません。最初は日本のランチトートやお弁当包みで様子を見て、お子さんと相談しながら必要に応じて現地購入で大丈夫かと思います。
小さなタッパー
我が子が通う現地の小学校では、毎日スナックタイムと呼ばれる時間があります。
エネルギー補給のためのお菓子やフルーツを、小さなタッパーに入れて持参します。
そうとは知らない私は、小ぶりなタッパーは日本では出番が少なかったので手荷物には入れませんでした。
現地で買おうと探しましたが、日本より品揃えが少なく、しっくり来るものが見つからず。
↓こういうちょっとした可愛い小物が、なぜかアメリカには無いのです
日本の方がデザイン豊富で安いので、可愛い柄の物を買って手荷物で持ってくればよかったと激しく後悔しました。
手荷物で持ってくればよかったと後悔した物【キッチン編】
続いて、キッチン関連です。
はかり
料理用のはかりを、航空便の荷物に入れてしまって後悔しました!
私は普段そんなに料理をがんばるタイプではなく、クックパッドを見ながら簡単な料理を作る程度ですが、それでもさすがにはかりが無いと不便でした。2週間目分量でがんばりましたが、「なんで手荷物に入れなかったんだ!」と激しく後悔しました。
多少でも料理をする方は手荷物で持参するのが吉です。
\私がずっと使っているのは安定のタニタ/
そんなにこだわりがない方は、アメリカのAmazonでもおしゃれなはかりが買えるのでこの機会に買い替えも良いかもしれません。(グラムとオンスなど単位切り替え可能な商品もたくさんあります)
余談ですが、私は日本から航空便で送ったはかりを先日IHコンロで溶かしてしまったので、結局Amazon買い替えました!(皆様IHにはくれぐれもご注意を!)
【2022年12月追記】
アメリカで買ったはかりを使って1ヶ月ほど経過しました。
感想としては、非常~に使いづらいです!
商品にもよるとは思いますが、Amazonで良いレビューが数万件ついている商品です。
タニタが恋しい…
計量カップ
液体の計量の単位も、アメリカと日本では違います。
日本では「1cup=200ml」ですが
アメリカでは「1cup=240ml」なんです!
なぜ!?!?
できるなら、慣れ親しんだ単位の日本の計量カップで計りたいですね。
とりあえず、計量カップは少なくとも航空便や船便で送るものではないと感じました。
①日本で使っているものを手荷物で持ってくる
②日本のものは処分してアメリカで買い直す(先に渡米している夫に買っておいてもらうのもアリ)
のどちらかでいいと思います!
\便利でオシャレな優れもの計量カップ/
ボウル、ざる
皆さんすでにお察しだと思いますが、ボウルとざるはアメリカ調達が賢いです。
夫が先に渡米している場合は、現地で必要なので早々に買っている方も多いかもしれません。
うちの夫はボウルは買ってませんでした…
(4ヶ月もひとりで暮らしていたのに)
基本的には計量カップと同様、
①日本で使っているものを手荷物で持ってくる
②日本のものは処分してアメリカで買い直す(先に渡米している夫に買っておいてもらうのも◎)
のどちらかでお考えください。
アメリカで買うのが一般的かもしれませんが、「日本で気に入っている調理器具をアメリカでも使いたい!」という方や、「荷物の量に余裕があるから持って行けるものは持って行きたい!」という方は持ち込んでもいいと思います。
アメリカに持ってくるなら手荷物を推奨します。
私は航空便で送ってしまいました。(しかもボウルとざる2個ずつ)
航空便が届くまでの2週間はボウル無し生活で、どんぶりで代用しました。
今我が家にはざるが3個ありますが、正直こんなには要りません。
(夫が現地で買った1個、私が送った2個)
夫婦で「現地調達する物・日本から持っていく物」をしっかり擦り合わせておくとこういうムダを防げますね!
\ 割れにくい材質で日本製のボウル /
手荷物で持ってくればよかったと後悔した物【その他】
最後に、その他として2点挙げておきます。
カレンダー
非常に地味で優先度の低いエントリーです。
「日本で使ってた紙のカレンダーを持ってくる予定なら航空便ではなく手荷物がいいよ。でもアメリカで安く買えるけどね」という程度でご理解ください。
我が家は日本にいた頃はダイニングの壁に紙のカレンダーを貼って予定を管理していました。しかし、スマホのカレンダーアプリもあるので、わざわざアメリカに手荷物で持っていくほどではないと思い、航空便の荷物に仕分けしてしまいました。
渡米して2週間、見慣れたカレンダーが無いのが地味に不便でした。
紙のカレンダーを見るのが習慣になっていて、気が付くと無意識に目がカレンダーを探しているのです!
いつでも探しているよ どっかに君の姿を~
ダイニングの壁 冷蔵庫のドア~
こんなとこにいるはずもないのに~
その後、航空便で届いたカレンダーを今アメリカのリビングで使っていますが、
祝日が日本の表示なので地味に不便です。これは盲点でした。
アメリカで暮らすなら、アメリカのカレンダーを買った方がいいと気付きました!(当たり前?)
だとしても、初年度は日本のカレンダーで日本気分も味わいつつ過ごすのもいいかと思いますので、お使いの方は手荷物で持参をオススメします。
写真・フォトブック
フォトブックと写真を手荷物で持ってくればよかったと後悔しました。ですが、おそらくイレギュラーですので、もし手荷物に余裕があれば程度でお考えください。
どこで写真が必要だったのかと言うと、娘の学校です。
我が子たちは渡米1週間後に現地校に入学しました。
すると、娘のクラスですぐに「思い出の写真と大切にしてるおもちゃを持ってこよう」という宿題が出ました。
Show and Tellといって、クラスメイトで写真や大切な物を見せ合ってお互い知ろうという趣旨でした。アメリカの学校ではよくあるらしいです。
えっ!!!写真はすべて船便の中!
困った私は、写真はデータから印刷。
ハードディスクとパソコンを繋いで良さげなデータを探し、プリンターは無いので家の管理事務所で借りて、疲れ切った身体には重労働でした。
稀なケースかもしれませんが、そんなに場所を取るものでもないのでスーツケースのポケットにでも写真を数枚入れておくと安心かと思います。初めは殺風景なアメリカの家にも飾れます。
おわりに&関連記事
私が「手荷物で持ってくればよかった」と後悔した物のリストは以下の11点でした。
渡米前にネットで情報収集しながら荷物準備をがんばりましたが、実際にアメリカに来ると想定外のことも多かったです。
この反省リストが皆さんのお役に立てば幸いです。
最終的には現地でなんとかなるので、そこまで切羽詰まって考えずに、心にゆとりを持って準備を進めてくださいね!
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